やはり、怪我は怪我。全盛期のドミニクとは程遠かった。
ガードは高く、蹴りはなく、出入りの動きはないし、前傾姿勢になりながらの肩を入れて踏み込みながら構えをスイッチするあの動きはなかった。
結果はヘンリーセフードが2ラウンド4分59秒TKO勝ち。

そしてセフードが衝撃の引退宣言。
ドミニクの試合っぷりからまだまだいけそうだったけど、全盛期で潔く勝って引退とは、中々できることではないよ。
ドミニクがいくら全盛期の動きとは程遠いとは言え、バンタム級のランカーならいい勝負できそうな気配はあった。そのドミニクを圧倒してたから、反射速度といいプレッシャーといい、これは軽量級で見ても誰も勝てないと感じてた所の引退宣言だからビックリよ!

そしてメインイベントのファーガソンとゲイジーはまさかのゲイジー勝利。
ファーガソンが勝つと思ってたんやけどな。
想像以上にゲイジーのボクシング技術がしっかりしてて、レスリングも強いから、ファーガソンは組みにいけずに、スタンドで戦うしか選択肢がなかったところが鍵かな。スタンドで戦わないといけなくなったところに、ゲイジーの高いボクシング技術で試合が決まってしまった。

しかし、次にゲイジーが挑むのはパウンドフォーパウンドと言われるハビブヌルマゴメドフ。総合格闘技の無敗戦績を更新中であり、誰もが認める世界最強の選手。
ゲイジーには厳しい戦いになるやろう。


というのもヌルマゴメドフは身体が強く、技術が高く、スタミナは無尽蔵でとてもタフな選手だから。
ヌルマゴメドフのゲームプランは分かってる。
プレッシャーをかけ、適切なタイミングで打撃を入れて、金網に追い込み、グラウンドでパウンドを入れながらTKOかサブミッション(関節技)で試合を終わらせる。
MTGでも、決まった勝ち方、戦い方があるデッキって強いじゃないですか。いわゆるコンボデッキ。それと一緒なんですよね。
相手が誰だろうと、プレッシャーをかけ、相手のリズムを狂わせ、金網に追い込み、グラウンド&パウンドを仕掛ける。これを5分5ラウンド休まずにやり続けるのがヌルマゴメドフの強さ。
相手が相手のゲームプランをやろうとしてるのに、多少の妨害では構わず自分のゲームプランを押し付けてくる。そのため、相手からしたら対処せざるを得なくなり、ズルズルとヌルマゴメドフの試合になっていく。
これをゲイジーはどう捌くかが焦点になる。

個人的にはウェルター級に移ったコナーマクレガーがライト級に落としてゲイジーと戦って欲しい。結構面白い戦いになると思う。
これからもUFCから目を離せませんな

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